ボディ
グラマラスで肉感的なスタイルや、セクシーで甘い顔立ちとは裏腹に、どこか頼りない感じで危なっかしさすら感じさせるマリリン・モンロー。
それに対して、筆者が見た写真の被写体の女性は、まるで女神像の如く、技術的でスキなど微塵も感じさせないほどのパーフェクト・ボディー、そしてどこか中性的で、少し生意気な顔立ちは、まるで子猫のようなしたたかさと、子供のような無邪気さ感じさせます。
その写真を撮影したフォトグラファーもきっと、彼女のルックスだけではなく、そうした内面からあふれ出る魅力を感じてシャッターボタンを押したに違いありません。
人を突き放しておきながら、心はしっかりとキャッチして話さない彼女のまなざしは、筆者を含めた世界中の男性を魅了しましたが、そのまなざしも、もとはといえばフォトグラファーに向けられたもののはずです。
その瞬間、彼女とフォトグラファーの間にも、言葉では表現できない、目に見えぬ関係性が生まれていたに違いありません。
当時の筆者は多感な時期で、その一枚の写真に圧倒されました。
現在でも美しい女性を目にする機会はありますが、今のところ彼女を超える女性というのは表れてはいません。
おそらく今後もそのような女性をお目にかかる機会は無いでしょう。
結局、理想の女性像として、彼女を思い浮かべてしまうのです。
普段は意識していませんが、女性と接するときは、どこか彼女のような魅力を求めてしまうのです。
性癖と言われればそれまでかもしれませんが、本能的なことなのです。